直線上に配置

「ダッタンそば茶」と「普通のそば茶」どうちがうの?

 ダッタンそば茶は、ダッタンソバの実を煎って作られた新しいそば茶で、さまざまな薬効が注目されています。

 主な栄養成分は、たんばく質10.9%、脂質2.8%、食物繊維7.8%で、これらの数値は普通のそば茶と大きな違いはありません。
 ダッタンそば茶と普通のそば茶の最大の違いは、ポリフエノールの一種で、毛細血管の強化や血圧降下作用を持つルチンの含有量の違いです。

普通のそば茶には、100g当たり1.8mgのルチンが含まれていますが、ダッタンそば茶の場合、その含有量は、なんと620mgと劇的にはね上がります。
 一般に、普通そば粉(挽きぐるみ)100gには、約15mgのルチンが含まれているとされていますが、ダッタンそば茶の含有量は40倍以上あります。

 もちろん、ダッタンそば粉で打つ麺のほうがはるかに豊富なルチンを含んでいる(100g当たり1400mg)わけですが、それに比べれば、そば茶の中に浸出する量は当然、かなり少なくなってしまいます。しかし、麺と違ってそば茶はいつでも飲めるので、より効率的にルチンを摂取することができるといえます。Eやナイアシンなどのビタミンのほか、マグネシウム、カリウム、鉄といったミネラルも豊富に含んでいます。

 また、シス・ウンベル酸が含まれていることから、肌の美白効果もあるのでは、と期待されているようです。

 ダッタンそば茶にはダッタンソバ特有の苦みはありません。ダッタンそば茶が黄色っぼいのは、黄色の色素が強いからです。また、お茶として飲むだけでなく、そのままご飯に炊き込んだり、お菓子類の材料にするなど、幅広い利用の仕方が考えられます。

トップ アイコン「おそばのこと」へもどる

直線上に配置