黒谷和紙会館外見は木造の二階建て。
(綾部市黒谷町東谷3 0773−44−0213)
楮(こうぞ)の説明をして頂いております。主原料は、楮(こうぞ)・みつまた・がんぴ。
黒谷の地元出身唯一人、女性の紙すき職人さん。
道具と漉き上がった和紙(小さな色紙台の色和紙と一緒に漉かれていました。)
私達一行ははがきサイズの和紙の紙漉き体験をしてきました。
会館の2階には和紙による着物などの製品も展示され、
黒谷の名のごとく、山間の谷間の集落です。
同じ姓の家が目立ち、
各家には、専用の紙漉き場があるそうです!
かわいいポストも・・・・。
800年前に、平家の落ち武者が追手を逃れ山里に隠れ住み生活の糧として始めたと 言われております。
生活に密着した紙(障子紙や提灯紙等)を作っていましたが、数々の奨励策がとられて次第に発展し、
江戸時代には京都に近いこともあり、京呉服に関連した紙も作られるようになり、長年、実用紙、産業用の紙としての製紙をしてきましたが、近年になり、はがき、便せん、美術紙や工芸紙といった日常使いの出来る紙や商品を開発し、全国的な和紙の産地となりました。