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ダイエット食としてのそば

 本来、ダイエット食品とは、病人の栄養調節や肥満防止のために、栄養価や栄養素の種類を調整した食品のことです。
 しかし、一般には、美容や健康増進を目的とした低エネルギー食品のことを指すことが多いようです。
その意味では、そばは効果的なダイエット食品といえるでしょう。

 そば粉のカロリー(エネルギー)は、100g当たりで約360Kcalです。これは、挽きぐるみ、一番粉、二番粉、三番粉ともほぼ変わりません。
 そば粉100gは、そば粉100%の生粉打ちにした場合、通常のもりそば1枚分の分量です。このカロリーをご飯と比べてみると、白米100gのご飯(茶碗に軽く1杯分)は約340Kcalですら、ほぼ同じになります。ちなみに、パン100g当たりのカロリーは、食パン(1枚半)が約260Kcal、フランスパンが約280Kcalです。

 つまり、そば、ご飯、パンとも、それだけ食べる分には、カロリーに大きな違いはありません。
しかし、ご飯やパン(小麦粉食品)は、栄養成分の組成バランスがあまりよくないため、それだけ食べるのでは栄養的にかなり偏りのある食事になってしまいます。とくに、たんぱく質は、白米、小麦粉ともアミノ酸スコア(参照)が低く、動物性たんぱく質食品を副食とする必要があります。
また、ミネラル、ビタミンの補給はほとんど期待できません。

 それに対して、そばは白米や小麦粉に比べてタンパク質含有量が多いだけでなく、アミノ酸スコアが非常に高い食品です。しかも、ミネラル、ビタミンもほどよく含んだ、栄養バランスのよい食品でもあります。
もちろん、もりそばで食べるにしても、つゆのカロリー(50Kcal程度)が加わりますが、主食とおかずの組み合わせを基本とする他の食事パターンと比較した場合、そばが低カロリーでヘルシーな食品であることは明らかでしょう。

 また、そば粉(一番粉を除く)には4〜7%の食物繊維が含まれていて(小麦粉の約2倍、白米の8倍以上)、よく知られるように、食物繊維は便秘の予防や解消に効果があります。最近は繊維質を含む飲料が数多く出回っていますが、そばの食物繊維の量はこれらの比ではありません。

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